帝王切開まであと27日。
33w1d。なんだか退職に向けて日報でカウントダウンしていた頃を思い出します。次のステージに向けてのカウントダウンという意味では近いものがありますが、早まる可能性もあるという点では大きな違いが。
本当に夜になると良く動く双子。しゃっくりさえも力強いです。しんどいこともありますが、胎動を感じられるのは母親の特権だと思うことで自分を納得させています。
最悪のタイミングですが、今住んでいるマンションが今年の夏あたりから来年の3月まで全面修繕工事中で、ベランダと玄関のシーリング塗装の際に、部屋の中にもシンナーの臭いが入る可能性がある、という説明書がポストに入りました。
現場担当者の方に電話で問い合わせ妊娠中の旨を相談すると「日程調整は可能です。」とのこと。その後、何度かチラシが入るたびに「いつ臭いがする工事がありますか?」と電話で聞いていたら「良かったらこちらを、病院の先生に見せてください。水溶性なので大丈夫だと思いますが。」と修繕工事で使用する薬品一覧の書類を持ってきてくださいました。
早速、産科の先生に書類をお見せしたところ渋い顔で「吸わない方がいいです」とのお返事。なるほど。そうよね、タバコの煙だってよくない時期なのだから、いくら水溶性とはいえ、シンナー臭なんていいわけがない。だからと言って里帰りは無理。
臭いが発生する工事を明確にしてもらいました。
・ベランダの塗装と排水溝は11月
・玄関扉枠の塗装は2日在宅必須で12月〜1月(12/7出産予定)
という計画の模様。
11月の工事は近隣のホテルに泊まる日と調整して実施。玄関扉は入院中に夫在宅の日と調整して玄関枠の塗装を実施。産後は臭いの発生する工事はお受けできない。という方針に協力してご調整いただけるよう伝えました。
最初、玄関枠の工事が1月になった場合、「ホテル代はうちでは出せないので、他の空き部屋を提供できるよう管理事務所と交渉しようと思っています」と建設会社の方が説明にいらっしゃったのはありがたいのですが、トイレも火も水も使えない寝具もない暖房器具もない1月の寒い空き部屋に新生児と2日間、過ごせると思えるその想像力がすごいと思いました。自分で持ち込むにも限界があります。よってホテル代はこちらの都合なので自腹でかまわないことと、産後の玄関工事は受け付けないと断言することにしました。
貯めてきたHotels.comの10泊すると1泊無料のポイントがあと2泊でクリアできるのですが今年は旅行しておらず、年内に1泊するのが権利継続の条件なのでちょうどよかったんです。
妊婦健診の帰りにそのままホテルに直行して、(私は入らないけど)大浴場で夫の疲れも癒してもらって、朝食を食べてのんびり帰ってこようかと思います。普段なら歩いて行ける距離なので、旅行ってほどでもないですが気分転換に。
出産が早すぎてしまうと12月の工事の再調整も困難になりかねないので、そうなったら今度は産まれてすぐの新生児を2人抱えてホテルに避難することになるのかな...準備や寒い中での移動による負担を思うとやっぱり12月までなんとかもってほしい、という不安要素はあります。夫に伝えたら「産後ケアの入院に2回入れば?」とのこと。産後8週以内であれば入れるのですが、2回目が無理でも延長は可能かも。夫の意見を聞いて、どうにでもなるか、と少し安心しました。
産後は足場の解体でうるさくなるんだろうなーとは思いますが、音くらいは我慢です。
球場デビューしてる友人の乳児達は応援歌が子守唄化しており、外野の騒音でも爆睡できるので、我が家も多少の騒音に慣れてくれたほうがいいかな、とポジティブ変換しています。
どうせ泣くなら静かな環境で泣かれてご近所に迷惑をかけるよりも工事の騒音の中で泣かれたほうが、多少気がラクというもの。(やけっぱち)
無事に工事が終わる3月頃には双子も音に慣れて成長しているでしょう。