双子ちゃん、生後127日。
月曜日、いつも通り母が手伝いに来てくれました。
具体的には書けないのですが、とある悲しくて重たい話を母としました。
私は母と時々仲良しではあるけれど、腹立たしい存在でもあり、何よりも反面教師にしていて「母のようにはなりたくない」と思い続けて今の人生があります。
でもこの日、悲しくて重い話をしたとき、母が私のことを思ってくれていたことを聞いて、私は思わず何十年ぶりに1対1で母の前で涙を流しました。
母(65歳)は「娘なんだから、コアラ(37歳)のことは絶対に何があっても守るに決まってるじゃない。」と言ったのです。
そういう言葉はぜったいにしない母が、です。
大人として認めてくれている反面、いつまでも親にとって子どもは子どもなんだな、と思いました。
私が双子ちゃんたちを身ごもって、妊娠中は絶望的なつわりと、最後まで拭いきれない不安を感じながらも無事出産し、産後は喜怒哀楽が激しくて、身体も痛めて、心に余裕がなくなって苦戦したり、涙を流しながらも、むすめたちの成長に癒されて一見小さな(私にとっては大きな)しあわせを日々感じているように、母も私のことを同じように...母子家庭だったので私以上に苦労して、一生懸命育ててくれたんだな、と。
「私は、ママみたいになりたくない!」と、中学生の頃、母を泣かせたことがありました。
そりゃ、泣くよね。。。私、なんて酷いこといったんだろ。
母は愛情表現が下手なだけで、私が子どもたちを愛しているように、母も実は私のことを愛してくれているんだな、と、今回の対話ではっきりと感じることができました。
娘の私にやっと伝わったことで、母も65歳にして報われた気持ちになったかもしれません。むしろ、そうだといいなと願っています。
親が子を思う気持ちは無償の愛といいますが、無償じゃないんですよね。
私は子どもを授かった瞬間から、もしくは胎動を感じたあの時から、たくさんの笑顔や成長というプレゼントを受け取り続けています。
まだ少しかもしれませんが、母の子を思う気持ちを理解できたのは、子どもたちのおかげです。
そうか。。。産後4ヶ月、いまだ「子育てを通して親も成長する」って言葉が、言葉だけでどこかしっくりきてなかったんですが、今初めて染み入りました。
こうやって子どもは自分を親にしてくれるんですね。