O型母の双子妊娠と育児

O型母の双子妊娠と育児

家族全員O型です。双子妊娠中の記録もあります。

孫ブルーという言葉を知って

‪昨日の朝来てくれたヘルパーさん(67)が、

「お仕事抜きに友達として、お風呂の手伝いや急に病院行く時に1人見るのは都合がつく限りOKだから。そうやって孫も6人育ててきたし、こっちのおばあちゃんだと思って頼ってください。」

と言ってくれました。心強すぎます。

 

私としては後からでも会社経由で請求してもらっていいのだけど。

 

その午後、「お風呂のお手伝いしますので遠慮なく希望時間教えてください」とショートメッセージまで来て、本気度が伝わりました。

 

すごくありがたかったけど、本当に困ったときに頼りたいので、「今日はのんびり入れるので大丈夫です、きつかったら後日相談させてください」とお返事。

 

市のボランティアにも新たに申し込んだらしく、ボランティアをしたい保母さんや幼稚園の元先生方が100人くらい集まっていたそうです。

孫の野球の試合で配るためにお菓子を100個作ったり、ピザパーティでピザ10枚焼いたりなんともアクティブな方です。今度うちにもピザ焼いてきてくれることに(笑。

 

仕事、料理教室、孫の面倒、ボランティア、そして私にまで親切にしてくれて。偏頭痛と目眩と腰痛持ちだったなんて信じられないくらい。

稀有で貴重な存在です。

 

前置きとは温度差がありますが、このような記事を見つけました。

孫はかわいい。でも...... 面倒をみるのが憂鬱。「孫ブルー」な祖母たち

孫はかわいい。でも...... 面倒をみるのが憂鬱。「孫ブルー」な祖母たち (BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

 

私自身は、孫ブルーに理解を示しています。

しかもこの方の娘さんも双子を産んでいらっしゃいまして、うちの母、大丈夫かしらと心配に。

 

これを機に、我が家にあてはめて考えてみることにしました。母には週1、ヘルパーさんには週2で頼っている我が家です。

 

記事は、出産予定日が近づいて不安と憂鬱な気持ちになることを孫ブルーと表現された70歳の女性。子や孫にしばられない生き方を提案しています。

 

2014年、全国の55~74歳の孫がいる男女に実施した調査によると、「子育ては、祖父母を頼らず、親自身で行うべきだ」と考えている祖父母が約8割。また「孫の世話は大変だが、娘や息子のためには引き受けるべきだ」と考えている祖父母は約7割いた。

 

我が家の話。

私もできれば「子育ては祖父母を頼らず、親自身で行いたい」と、思っています。その反面、鬱や"孤"育て、虐待問題などを回避するためには、気軽に相談できる相手や社会的なつながりは親子ともに大切なので色々な人に頼ることも有効だとも思い、ヘルパーさんを活用しています。

 

我が家は祖父母達も諦めていたところにやっとできた孫。しかも双子。「定期券を作って通うし泊まり込むよ!」と、こちらの気持ちを丸無視で話を進める祖父母達の申し出を強く断り、「何かあったらお願いするから」となだめていました。

 

結局、その何かがありまして。

 

私が坐骨神経痛になり、親に頼らないで済むように双子と一緒に2度の入院。帰宅直後は行政サービスも週3で利用し、それでもどうにもならなくなり、生後60日を過ぎたころ、夫と相談して母にも頼ることに。

 

以前、何かの番組で専門家らしき人が、

女性は孫の世話をすると、寿命が延びる。

ただし週に1度が適切。それ以上だと体調を崩す可能性がある。

と聞いたことがあり、それを守るようにしています。

 

今では週に1度、私の通院日に来てもらっています。

2時間かけて11時に到着し、一緒にお昼を食べたら13時に母に双子をたくし私は病院へ。15:30に戻ったらシャワーを浴びて、双子をお風呂に入れる手伝いをしてもらい、17:30になったら母はまた2時間かけて帰る、という過ごし方です。

 

結構負担かと…。交通費も往復で2000円かかるし。交通費だけで1ヶ月で8000円の出費です。

 

ヘルパーさんより2つ年下の母ですが、アクティブではないので、留守番中は双子の面倒を見ながらお風呂の掃除と哺乳瓶の洗浄。隙間時間があったら、全身のマッサージチェアーに乗って、少しでも身体をほぐしてもらっています。

 

母の好きなカフェラテも作るようにしています。

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こないだは、顔が疲れていたので心配に。リフレッシュになればと思い、桶にお湯を張ってラベンダーオイルを垂らし、指先から肘までクリームを使ってハンドマッサージをしました。

とても簡単なので、またしてあげたいと思います。

 

家が近かったら、週に1度じゃ済まないのかもしれません。もしそうでも私の場合は預けるというより、むしろ会いたい時に来てほしい。病院に連れて行かないといけない時に見ていてくれるとものすごくありがたい、という感じです。

 

 孫が生まれてすぐのころ、朝日新聞の投書欄で、高齢女性が孫の世話をして調子を崩すことを「孫源病」だという精神科医の指摘を見つけた。「私だけではないのかも」と心が軽くなった。そこで60~70代の同世代の女性10数人を集めて「孫育て」について話し合ってみると、全員が不満をぶちまけた。

 

この記事を読むと、65の母の身体には負担が大きいのかな、と。アラフォーの私ですらキツイんですから。

 

さらに記事の女性は70。60代と70代の感じ方は違うと思います。双子がもし私と同い歳で子どもを産んだら確実に私は70超えていて夫は70代後半…そりゃ不安にもなるだろうなぁ…。

 

孫はかわいい。でも体力と時間とお金が消費されるわけで、歳をとると疲れも抜けないし、気持ちだけでカバーできる年齢ではないんだろうなと思います。

 

9月に病院がお休みの週があるので、双子を連れて散歩がてらお茶でもしに行こうと提案しましたが、もしかしたらお休みしたい週もあるのかも。

 

母のおかげで病院に通えて、鎮痛剤の量も1日2回に減り、私は痛みより笑顔で過ごせることが多くなりました。

 

私が健康だったら、母は孫に会うことはほとんどないかもしれません。実際8ヶ月の間、他県に住む義理の祖父母とは2回しか会っていませんから。来月、お宮参り以来の3回目です。

 

母は双子に会うのが楽しみだとは言ってくれますが、倒れたり孫ブルーにはなってほしくないので、無理していないか母の気持ちや体調も聞いてみながら、これからも健康で長生きして、双子の成長を見守ってもらえたらと思いました。