双子ちゃん、2才6ヶ月と4日です。
去年、引っ越すかもしれない、という話が浮上して、引っ越し当日の搬入時、双子をどうする?という悩みをずーっと引きずっていました。
ウロチョロするのは流石に危ないです。
浮かんだのはとりあえず以下4つ。
1. 身内に預ける
残念ながら、即却下でした。
両家族とも他県かつ、安心して預けられる家ではないので。これは残念の一言に尽きます。たとえ一日でも安心して預けられる実家や、実家大好きな人が心底羨ましいです。というわけで却下。
2. ヘルパーさんの家で預かってもらう
これが理想でした。お孫さんが3人いて、今も積極的に関わっているヘルパーさんも「会社がOKならOK」と。
しかし、会社(非営利団体)の方針で、自宅で預かるのは対象ではないため、内緒でやってもらうのは何かあった時によくないと思い断念。
3. 一時保育に登録して預かってもらう
保育園では、一時保育をしているところがあります。なんらかの事情で難しい場合に、頼れることを知って、市役所に電話してみたところ、「面談があるので保育園と直接交渉してください。」とのこと。
とても近くにあるので、理想ではありましたが、冬場でインフルエンザとかうつされたらどうしようという心配で二の足を踏んでしまいました。
(実際は、一時保育の子たちだけのお部屋で過ごすので、リスクが低いことを後で知りました。そのうち記事にしたらリンク貼ります)
4. ファミサポに登録して預かってもらう
気になる利用料金は、お住いの地域によって変わると思いますが、私のところは以下の金額でした。
平日 700円/時間
休日 900円/時間
おやつ50円 お昼ごはん200円
だいぶ安いですよね。
なんと、ヘルパーさんが「私、ファミサポにも登録しているんです。なので登録して、私の名前を指定してくれれば預かれると思いますよ。何かあっても保険があるので安心です」と助け舟を出してくれました。
理想に一番近いこの方法しかないな、と。
さっそく、ファミサポの事前登録をするために、市役所の担当部署に電話して、用紙を取り寄せました。
流れとしては
①担当部署に電話して、必要用紙を送ってもらう。
↓
②用紙に記入してFAXか郵送で送り返す。(返信用封筒は経費節約なのか入っておらず、自分で用意)
↓
③コーディネーターさんから電話が入り、家に面談に来る。
↓
④利用日が決まったら、コーディネーターさんに電話すると都合の合うファミサポさんを探してくれるので、マッチングできたら事前に預かり先での面通しと面談をする。
結構面倒くさい…
一度事前登録してしまえば、あとは電話するだけなのですが…。
我が家は、引っ越し日とファミサポさんが決まったので、②と③をまとめて行いました。
コーディネーターさんのご都合もあるので、ファミサポさん(=ヘルパーさん)と日程調整の上で、申込用紙に面談希望候補日を2つほどと、ファミサポさんの名前と連絡先も書いておきました。
コーディネーターさんに
「こんなに全てお膳立てされた面談は初めてです。ファミサポさんにも既に話が通ってるし、私、ここに来るだけでした。」とお褒めの言葉(だよね?)をいただきました。
本来は双子を預かってもらう先のファミサポさんの家で面談をすべきらしいのですが、そこは事情を汲み取ってくださいました。
気の合う知り合いにファミサポさんがいたら、最初から調整して、コーディネーターさんに伝えると良いかもです。
ファミサポのコーディネーターさんを通す最大のメリットは、保険がきくこと。
ファミサポさんが子どもに怪我させてしまったり、子どもがファミサポさんちの物を壊してしまったり…お互いに、ないとは言えないですよね。
利用して本当によかったです。
我が家は引っ越し日の当日朝9:30-18:00までずっと預かってもらい、ファミサポさんちのご主人、小学5年生のお姉ちゃんの三人が双子を見てくれました。
18:00時点は、家の中が段ボールだらけで途方にくれていましたが、これ以上は迷惑なので迎えに行くことに。
すると、19時過ぎにファミサポさんがグラタンを四人分持って来てくれたのです。
「夕飯食べれないでしょ?」と。
カップラーメンを入れた段ボール箱が行方不明になって夫婦間がギスギスし始めていたので、涙が出るほど嬉しかったです。
こうして、最高の形で引っ越し当日を乗り越えたのでした。