O型母の双子妊娠と育児

O型母の双子妊娠と育児

家族全員O型です。双子妊娠中の記録もあります。

幼稚園に不満を伝えた話③~園長の人柄と反応~

前回の続き。 

sticwitu.hatenablog.com

長女の担任の教育方針に不信感を抱いた内容を書きました。

 

まず、園長先生の人柄というか園の雰囲気について伝えたいのですが

園長の年齢は推測ながら、70代の女性です。

そして毎朝玄関に立って、園児の顔と名前をプレスクールから年少、年中、年長まで全員覚えています。

ちなみに主任(副園長的な存在)は、明らかに数年前に卒業した(3年か4年生の)元園児の名前と顔まで覚えていて、ちょうど双子のバス停にバスが着いた時、下校中の小学生が嬉しそうに手を振ると、主任が「○○くんじゃん!げんき?おかえり!」と言っていて私は驚きました。

専属のバスの運転手さんは3人いるのですが、運転手さんがうちの双子のバス停に止まった時、歩いている小学1年生の顔を見て、年長さんたちに「ほら、△△くんいるよ」と声をかけているのを目撃しました。

そんな園だから今回のことも言おうと思えたのかな。

 

さて、本題の園長先生の反応について。

 

うちの幼稚園では、年少さんの保護者は園長先生と全員面談します。年中・年長は希望者のみ申込めます。せっかくなので申し込みました。園長先生と主任の先生には(去年の担任と次女の担任にも)全幅の信頼を寄せています。

そして、夫婦で話し合った結果「子どものことを考えて、年長の担任はその先生以外にしてほしい」という希望を伝える事にしました。

クレーマーじゃないかな?

モンスターペアレントじゃないかな?

と悩みましたが、「その先生を辞めさせてほしい!」というわけではなく、むしろその先生にも園の方針を理解してみんなに好かれる先生になってほしいと伝えました。(誰目線?)モンペだと思われてもいいですけどね、来年もこんなモヤモヤを抱えたくないし、不満を持ち続けるよりは直接言った方がいいかな、と。

 

園長の反応はこうでした。

 

結論を端的にいうと、私の意見を全肯定。問題の先生とはよく話し合い、来年の担任は違う先生にしてくれる、とのこと。 (まじか...)

 

園長先生の意見としては

長女ちゃんが体験したことは、園長も幼稚園時代に経験していて長女ちゃんの気持ちが痛いほどわかる!それは嫌いになるでしょうね、?と長女に共感。

よそから来た担任の問題点は園長も把握していて、先生に日々優しい言い方ができないか伝えている。園長は幼稚園児のとき給食が苦手で幼稚園が大嫌いな子だったので、そういう自分も救われる幼稚園を創ってきた。子ども一人一人の個性と向き合いたい。まだトイレができない子がいても当たり前、苦手な食べ物があるのも当たり前。教室から裸足で逃げ出す子は、むしろ子どもらしさがあっていいし、先生たちは笑いながら追いかけている。平均点の子どもをつくりたくない。子どもはみんな違って当たり前なのだから、個性を伸ばしたい。のびのびと育って欲しい。

相性もあるので担任以外と関わる時間を多く設けているが、コロナのせいで若干減っている。それでも体育の先生・ダンスの先生・工作の先生・プールの先生と担任以外の先生との時間がある。

長女ちゃんの担任とは改めて、主任も交えて話をする。この園の教育方針をしっかり理解してもらう。そして来年は二人揃ってその担任のクラスにならないようにする。

 

と言ってくれました。他にも

 

小学生にあがるときは、幼稚園から申し送り事項を伝えている。園児間の関係を見極めた上で、一年生のときは幼稚園の子と同じクラスになれるように配慮する。特にこの幼稚園は遠くからもわざわざ来てくれる子が多いので、可能な限り一人ぼっちのスタートにならないようにしたい。

年長さんを卒業する時、この園を選んで本当によかったと思ってもらえるように今日からまた頑張ります。話してくれてありがとう。お母さんも悩んでお辛かったでしょうし、こちらから気づかなくて申し訳ありませんでした。いつでも相談やおしゃべりしに来てください、とのことでした。

 

もう一つ、こんなエピソードもあります。

実は園で数年前に年長さんクラスでイジメがあったそうです。被害者の子どもも親もすごく悩みましたが担任が寄り添い、味方でい続けてくれたそうです。小学校にあがるとき、同じクラスになったらどうしようと悩み、学校にいきたくないと上がる前から言うようになると、年長の担任がいじめっ子とは違うクラスになるように小学校の先生にお手紙を書くね、とその子と保護者に伝えてくれたそうです。実際違うクラスになったのだとか。

いじめを認めて、自分の手が離れた後のことも可能な限り配慮するその話を、被害者のお母さんから聞いたとき、私は涙が出ました。その素晴らしい担任が②の話で私がギャップ萌えした今年の次女の担任なのです。

 

誰と一緒がいい!はキリがないので叶いにくいそうですが誰と一緒は嫌というきちんとした理由があれば、叶えてくれる園のようです。

だから今回、園を信じて相談しようと思えたのかもしれません。問題を大きくしたくないからと安易に保護者を全肯定するわけではないなと思えました。

 

とか言って、来年フタをあけたら二人とも長女のクラスだったらどうしようか、、、。夫が殴り込みにいきそう。(基本は私がマイルドに伝えて、夫はいざという時に出て行くスタイル)

まだまだ油断はできませんが、期待します。

幼稚園に不満を伝えた話②~担任への不信感~

前回の続きです。 

sticwitu.hatenablog.com

 幼稚園の長女の担任の指導方法に不信感があるというお話。

突き放すような冷たい言葉選びがデフォルトの先生で、優しい声のかけ方ができないようです。はじめはポジティブにサバサバしているのだろうと思うようにしていました。

しかし、下記のようなことが続き、長女はどんどん担任を嫌いになっていきました。

 

「なんで泣くの?泣く必要ないじゃない?」

 担任の言動がきっかけで子どもが泣いたときに、追い討ちをかける時に使っているようです。この言葉で突き放された子どもはさらに泣きます。そしてその場に子どもを残して立ち去るところまでセット。他の子もされていたのですが、ついに我が子もされました。担任の先生ご本人が「そう言ったんですけど(娘が)すごい怒って。」と私に同意を求めるように電話してきたのですが、怒った娘が正しいな、と思いました。

この時点で、去年の満足度調査にこの担任がいろいろ書かれるワケを察しました。

 

「みんなできてるのに、○○ちゃんだけできなくていいとは言えないので」

 子どもが何かできなかったときの締めくくりの言葉です。園の方針は、今できないこともこれからできるようになる『可能性に満ちた存在』である子どもたちのありのままを受け止めて自信を持たせること。先生に余裕がなければ園の方針と真逆のことを子どもと保護者にしてもいいのかな?「うちの子が先生とみんなにご迷惑をおかけして申し訳ありません」とでも私に言って欲しいのかな?

 

「ゼリー多っ!」

 週一のお弁当のデザート(別容器)にプチゼリーを3つ持たせたら覗かれて言われたそうで、次の週は先生の反応に怯えてフタを開けられなかったと手をつけずに帰宅しました。悪意はないと思うのですが、下手なツッコミ。「ゼリーいっぱいだね」でいいだろうが。(おっと口悪くなってきた)

 

「泣いちゃダメ」

 同じクラスの子どもが、痛くても、悔しくても、悲しくても泣いちゃいけないんだ、と親に相談して発覚。子どもにもっと丁寧な説明はできないのか。とにかく子どもに泣かれるのが面倒な先生なんだろうね、と思いました。

次女の担任はその反対。この幼稚園20年のベテラン先生なのに、THE ベテランという雰囲気が外見のみで、話すと腰が低くて謙虚だし、超絶かわいいウィスパーヴォイス(なんなら震えてる?人前で話すの苦手らしい。なにそれ?ベテランなのに?ギャップ萌えなんですけど。それもベテランのテクですか?)。次女が誰と仲良しで誰と両思いで、などこちらが手に取るように教えてくれます。しかもある時「泣いている理由がわからなくてすみません」と謝られて「いやいやいや!先生のせいじゃないです。理由を聞いたら私とずっと一緒にいたくて泣いてたそうで(汗)」ということもありました。

 

「そういうのは週末だけね」

 小学校になったら当然NGですが、ネイルシールもOKの自由な幼稚園で子ども用のネイルシールをするのがちょっとした女子の楽しみ。しかし長女は「週末だけね」と担任に言われたらしく、先生に指を見られないように隠すようになりました。同じネイルシールをしていった次女に担任の先生に何か言われた?と聞くと「うん、かわいいねって言われたよ」と満面の笑み。

他にも、私服登園なのですが、洋服も髪型も次女の担任だけ褒めてくれるので、自己肯定感に差が出始めました。

 年少の時から、問題の先生のクラスはどこか殺伐としていました。まとまりもなく、できない子は置き去りにされ、舞台の上でできない子を指差してあざけ笑うお遊戯会の映像で見ていて怒りが込み上げてきます。その子が問題なのか、そういう空気を許す雰囲気なのか、いずれにしてもクラス替えが不安でした。

双子の年少のクラスは双子自身も発育が遅めでしたが、置き去りにされる子はおらず、まとまっていたのは先生の力もあったんだな、とあらためて感じました。

そして年中で長女がその担任のクラスになって「こういうことか」と納得。

 

長くなったので、園長の反応はつづき③で。

幼稚園に不満を伝えた話①

幼稚園を決める際、私は育児サークルに参加して周囲の先輩ママに幼稚園はどこに通っているのか?をリサーチしました。

ホームページや口コミを参考にいくつかの幼稚園に絞った後、いわゆるマンモス幼稚園と、少人数の幼稚園を見に行きました。当時、双子の発育や発語が遅めだったことから少人数の私立幼稚園に決めました。少人数というのは、1クラス22人ほどの学年2クラス、三年保育で132人ほど。私は双子を同じ幼稚園に入れたかったので、満2歳児クラス(週一)から入会しました。

 

個人的に好きな園の特色は、トイトレは幼稚園でやります。給食は園で作り温かい食事を提供。お弁当は週1。年長さんになると年少さんのメンターになる。学年問わず一緒に遊ぶ日がある。など、嬉しくもあり頼もしい幼稚園です。

満2歳児・満3歳児・年少とこれまで先生たちには恵まれ、事務の先生、体育の先生、ダンスの先生、工作の先生、預かりの先生、プールの先生と、担任以外とも関わる機会が多いのも魅力的です。

去年はコロナ禍で授業ができなかった分の授業料を返還したり、園長先生と保護者の面談があったり、年度末に満足度調査が行われたり、満足度調査の結果で一定数以上平日の行事に不満が出たそうで今年は週末にしたり、年長のお泊まり保育も保護者の希望が半数を超えるかアンケートを取ってから実施したり、と日頃から保護者に寄り添ってくれる幼稚園だと感じています。

 

しかし双子が年中になってから4ヶ月。親である私の希望で、年中は双子のクラスをバラバラにしたのですが、今年の長女の担任が問題の先生でした。周りに恐る恐る先生の評判を聞いてみたら、去年問題の担任のクラスだったというお母さんたちから不満の声が出てくる出てくる。満足度調査にも結構書かれたようでした。

その先生は去年転園してた幼稚園の先生歴8年目。しかし今の幼稚園の方針とは全く違う教育をしているなとこの4ヶ月感じていました。

 

双子がいる幼稚園の方針とは、子どもは今できなくてもこれからできるようになる可能性に満ちた存在であること。今のありのままを受け止め、自信を持たせ、ちょっと高いレベルを示して励ます、というもの。実際、これまでまさにその通りの幼稚園でした。

 

しかし長女の担任の指導は、その逆を行くものでした。

長くなりそうなので、実例はつづき②で。

もうすぐ夫の誕生日&結婚14年目

双子ちゃん4歳と7ヶ月

夫は数字の記憶力に強い。

 

「5月21日は結婚式を挙げた記念日だね」

「付き合ったのは2008年の5月23日だね」

「もうすぐ結婚記念日だから週末どう過ごそう」

すべて夫のセリフです。

 

私の知る限り、記念日を忘れるのは男性というイメージのため、夫の誕生日にすれば忘れないだろうと思ったのですが、その心配は不要でした。

 

私が夫に片想いしたのは一時帰国中の初めての食事。一年近く日本とボストンの遠距離で片思いを続け、次に一時帰国した二回目のデートで告白してもらいました。

付き合ってすぐにまた遠距離恋愛。帰国前に予定していたアメリカ縦断してくる、とさらに会えない期間が続きましたが、毎日電話をくれて、当時は今みたいにスマホもなく、国際電話で月10万超えの電話だったそうです。

 

どちらかというと、日付や数字よりも、細かい思い出の方が私は忘れずに覚えているほうかもしれません。

 

もうすぐ夫の誕生日。

結婚10年目にスイート10的なものがあるかな?と思いましたが、そんなものはなかったですね。夫婦ふたりならば、何かしたかもしれませんが、正直まだまだ双子にお金はかかるし、ここで使っていられないという感じもありました。

 

サプライズが嫌いな夫なので、何する?と直接相談。

お気に入りのレストランでテイクアウトする予定です。プレゼントは、うーん何にしようかな。双子と何か一緒に作ろうかな。

 

新型コロナウイルスでここ数年は当たり前の日常が奪われていますが、平和が一番。

平凡な毎日は尊いものです。

 

4歳で始めたトイトレほぼ完了しました。

双子ちゃん、今更ですが年中さんになりました。

前回はトイトレが4歳になってしまった経緯と進捗を書きましたが、その後は一気に成長しました。

 

現在トイトレ進捗の様子

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ルル16枚完了、ロロ8枚完了。

すっかりベテランさんです。

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これを「100までやりたい」と堂々宣言するロロさんです。

そうですか。その頃は一体何歳なんでしょうね。そんなわけで継続しています。

 

ご褒美から学んでいること

始めはシールや、水筒カバーなど残るものをプレゼントしていましたが、友人からのおやつプレゼントでグミデビューしたところ、モチベーションが一気にアップ。

歯磨きをしっかりすることを約束して、トイレシールが1シートたまったらアンパンマングミをあげています。一人がもらうともう一人が「おめでとう!一緒にお祝いしよう」と褒めてご相伴にあずかっています。

直前までケンカしていてもグミほしさかはわかりませんが「さっきはごめんね」「いいよ」と仲直りです。

量としては半分になりますが、食べる回数が増えて満足そうです。あとは、大好物であっても一人占めせずに本人の意思でシェアができる、という機会も体験できるのでよいかなと思っています。

実際、他の好きなおやつも私たち親に「あげたいの」と分けてくれたりします。

 

他にはこんなこともありました。

決めたらできる

ロロは春休み中もずっとおむつでした。

「年中さんになったらパンツで行く」と自分から決めて、前日夜までオムツだったのに始業式の朝、当たり前のようにパンツを履いて幼稚園に行ったのです。

ぶっつけ本番タイプですね。

 

とはいえ、始めは幼稚園のトイレが苦手で、座っても出ないらしく、何回かもらして帰って来ました。なので、置き着替えは2回分。(ルルは1回分)

その度に「大丈夫だよ。ルルちゃんも始めた頃は漏らしてたでしょ?できるようになっていくための経験だからね。」と励ましていました。

 

しばらくすると、公園のトイレでもスーパーでもできるようになり、幼稚園でもできるように。

ただ…家では補助便座必須です。外だとなくても平気なのに。恐らく一人でも座るのに安定してるからだとは思いますが、まぁ、いいか。

 

夜はおねしょパンツ

ロロは寝ながらしてしまうこともあったので、

ルルはパンツ+おねしょパンツ、ロロはおむつにしていましたが、自分からパンツ+おねしょパンツで寝るようになりました。

乾きにくいという話もありましたが、始めから裏返しに干せば普通に他のものと同様乾くので、1人1枚で十分足りています。

漏らしても外まで濡れません。中に手を入れると「漏れてるじゃん!」ってことはあります。

 

夜も私を起こしたり、二人で起こしあってトイレに行ったりもしてるので、ほぼ完了ですが、まだおむつは処分していません。

 

緊急事態宣言が出る前は、ドライブなど遠出するときは保険的にオムツで出かけることもありました。しかしオムツでもトイレでちゃんとするんですよね。

 

今は市から出ないようにしているので、おむつを履く機会もなく、油を吸わせたり、そんな機会はなくていいけどノロなどの嘔吐用にとっておきますかね。

 

トイトレ、100シート目まで行く日があったら、また報告します。