厳しい暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。毎日うだるような暑さですよね・・・8月になってからは早朝公園ですら気温が高く、外遊びも危険な状態です。
双子は3歳8ヶ月になり、通常なら3歳半頃に届く「3歳児健康診査のお知らせ」が約1ヶ月半遅れで届きました。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の解除を受けて再開されたようです。
封書が届いてから健診日まで約2ヶ月設定されていました。
からだも、こころも、しゃかいせいも成長がめざましい3歳児。健診はどんな内容なのでしょうか。
健診内容
- 歯科健診
- 3歳頃の育児・歯についての話
- 計測
- 保健師による問診・相談
- 個別相談
- 尿検査 (健診日の朝、採取。採取方法はこちら)
- 聴覚・視覚検査 (自宅で実施して記入)
- 内科健診
保険福祉センターで健診を受けた後、なるべく1ヶ月以内に集団健診の結果、3歳児内科個別健康診査表と母子健康手帳を持参して協力医療機関でお受けください。料金は無料です。
なお、内科検診の対象は4歳未満のお子さんとなります。
健診時の持ち物
- 母子健康手帳
- 3歳児健康診査票
- お子さんの歯ブラシ
健診の当日は、歯みがきをしてきてください
会場によってはくつを脱ぐ場合もあるようです。子どもは脱ぎ履きしやすいくつ、お母さんも、夏ならサンダルの場合は検診用に靴下持参(個人的には子どもは裸足でもいい気がします。よそのお家とかじゃないので。)、冬なら脱ぎにくいブーツなどは避けたほうがいいかもしれませんね。
尿検査の方法
取り方も気になりますが、まずは注意事項があります。
- 前日の入浴時に隠部をきれいに洗いましょう。
- 検査結果が陰性に出てしまうことがあるので、前日の夕食時にビタミン剤(ビタミンC)やジュースを飲むのは控えましょう。
- 朝起きてすぐの尿をとってください。
- おむつが取れないなど採尿が困難な場合は実施元に連絡すると、採尿パックをお渡しすることができます(もらえるかどうかは地域によると思いますが、ネットで購入するなら無料でもらえるのはありがたいですね)
問題の取り方
トイレもしくはお風呂場で紙コップ
トイトレが完了している子は大人と同じ紙コップでできそうですね。健診セットの中に折り紙式の紙コップがありました。自宅の紙コップでも良いと思います。トイレだと狭いし夏は暑いし、手にかかる心配もあるので、お風呂でさせてみるのはどうでしょうか?
ちょっと前から練習するのもありですね。トイトレが完了していないうちの子でも「お風呂場でならコップにできる」と双子のうちの一人は言ってくれました。
区でもらえる採尿パック
トイトレが完了していないので、区の保健センターに電話してどんなものか聞いてみました。
「お股のところに貼るテープがあって、その先に袋がついています。夜寝る前におむつの中にセットして、寝ている間や朝起きた時にたまった尿を取り出してください。」とのことでした。
ネットで見かけたこんなイメージです。基本取りに行ければ行くそうなのですが、猛暑&双子ということで、健診に間に合うように無料で二つ送ってもらえました。 手元に届いたものは、さいたまの会社で作られているようです。
残念ながら送ってもらえない場合はこのようなものを使うのもいいかもしれませんね。
ラップとコットン
考え方は採尿パックと同じです。寝る前におむつにコットンを仕込んで、お股にラップをテープで貼りつけてコットンに尿を吸わせます。そして朝しぼるのです。皆さんいろいろと工夫されていますね。すごいです。
耳の検査
ささやき検査をします。用意するものは、健診に同封のイラスト用紙。
いぬ、くつ、かさなどの絵が6個書いてあります。こちらは事前に練習して良い検査になっています。
練習方法
- まずは絵を見せて「これは?」「いぬ」「これは?」「ねこ」のように、それが何に見えるか確認しました。
- そして、子どもに見えるように絵を置き、1mくらい離れて向かい合って座ります。
- 「この絵の名前を言うから、言った絵を指さしてね」と正しく絵をさせるようにします。
この時、練習は口元を見せて、何度行っても大丈夫です。
検査方法
- 練習が終わったら「今度は小さな声で言うから、よく聞いて指さしてね」と子どもに言って、口元を隠して、ささやき声で6個の名前を1回ずつ言います。
- 正しく指をさすことができたら、ささやき検査に○を、できなければ×を記入します。
ささやき声遊び
最近我が家では、耳元ではありますがコソコソ話がはやっています。
私&夫「ねぇねぇ、耳かして・・・(ささやき声で)メロンパンナちゃん」
双子「かわいい・・・。お母さん(お父さん)も耳かして。(ささやき声で)コキンちゃん」
私&夫「かわいい」ニコニコ
と言った具合です。ささやき声に慣れているのは有利だったかもしれません。
視力検査
用意するものは、ティッシュ、絆創膏、大きなCと小さなC(だいたい同封されています)
練習方法
- 大きいCを見せて、「輪」が切れていることを教えます。
- Cの切れ目を4方向に動かして、手または口で切れている方向を答えさせます。左右上下が口で言えるのならそれでも良いですが、そうでなければ「こんなふうに指で教えてね」とやり方を見せます。
うまく指さしができない場合は、厚紙で輪を作って持たせて、検査のCと同じ方向に向けさせる方法もあるようです。
ティッシュペーパーと絆創膏は片目ずつ隠すためですが、うちの子は嫌がるだろうなと試しに手で隠すように伝えたら、上手に隠したので使いませんでした。
検査方法
練習ができたら、2.5m離れて向かい合い検査をします。巻き尺で2.5m測って、マスキングテープで立ち位置をわかるようにしました。
まず両目を開けて大きいCで検査します。上下左右のうち3方向できたら小さいCで同じように検査します。
次に左目を隠して右目を検査し、続けて右目を隠して左目を検査します。
検査の結果を視力検査に記入します。3方向できたら○、できなかったら×と書きます。
検査をしてうまくできなくても、何回か繰り返すと慣れます。うちの双子も、一人はすんなりできましたが、もう一人は恥ずかしいのか「わかんなーい」ともじもじしていました。
指を上下方向にするのではなく、ここ!と2.5m離れた場所から、Cの切れた位置を目指してさしてみたり。なので、「こうやって指を右、左、上、下とさせるかな?」とお手本を見せたらできるようになりました。
検査を嫌がる場合は、日を変えることもできます。
我が家は「ゲームしよう。お母さんにも問題出して」と遊び感覚でしたら、ノリノリになってくれました。
事前に記入するものは完了したので、あとは健診当日と尿検査(実施)を待つのみです。