O型母の双子妊娠と育児

O型母の双子妊娠と育児

家族全員O型です。双子妊娠中の記録もあります。

ひとりでするのを、手伝うね。

双子ちゃん4歳7ヶ月。

双子妊娠をしていた入院中は歩行禁止でした。

持ち込んだクッション9個にモフモフしながら、腐るほど時間があった頃のことです。生まれてくる子のためになにができるだろう?と、育児系の記事を読んでいた時に「モンテッソーリ教育」という言葉を目にしました。

 

モンテッソーリとは、世界中で行われている、もっとも有名な教育法のひとつです。

この教育法で育った人は、自信を持って、自分で行動することができると言われています。

子どもは、生まれた時から「自分ひとりでできるように、手伝ってください!」と願っているということが書かれていました。

読んでみて、子どもがひとりでできるようになるためには、声のかけ方、お手伝いの仕方を親が学ぶ必要があると感じ、夫婦で本を読みました。

 

まずは読みやすいマンガを購入しました。

我が家はKindleで購入したものは夫と共有で読めるようにしています。

Instagramでも紹介されています。https://www.instagram.com/montessorimanga/

こちらも夫婦で読みました。

 

これを読んでから、いろんなことを自分でさせています。

例えば、園の給食で使うランチマット。

その日使ったランチマットの片付けと、次の日使うランチマットを準備して自分の園バッグに入れることを3歳1ヶ月から自分でやらせています。手間も時間もかかるし私がやったほうが秒で終わるのですが、指先を使うことは脳の発達にも良いと思ってやらせています。特に最初は言葉で説明するよりも「みててね」とゆっくりやるところを見せてあげることを心がけました。

もちろん4歳7ヶ月の今でもひつこいくらい声かけ必須ですが、テーブルにマットを広げてカトラリーを置いておくと、たまに自分からやったりもします。

その日使ったランチマットにオレンジの皮を包んで持ってきて

「あのね、これお土産。今日みかんが出たの」と見せてくれたり

「今日ピッカンしたんだよ」とドヤ顔したり

「ここ汚れちゃったから洗って」と教えてくれたりもします。

 

今日は自分で新聞紙を広げて、シリコン粘土で型を作ってビーズで装飾し、箱にしまって元の場所にお片づけもできました。

最近は「手伝って」と主体性を持って言ってくれることもあれば、反対に私が「手伝ってくれる?お母さんを助けてくれると嬉しいな」と洗濯物を干すのを手伝ってもらったりもしています。自分の服を上手に干せた時は「ひとりでできたね!!」と褒めています。

 

もちろん4歳になって成長した分、できることが増えてきたこともあります。同時に、考え方の積み重ねも大切だと思っています。

実際のところ本の通りに全てがスムーズにいくわけではありませんでした。

おもちゃのしまい方も工夫が必要ですし、声かけも親の努力が必要です。もう生きててくれればそれでいいやん・・・家が汚い・・おもちゃ全部出てる・・モンテッソーリとかむりやん・・・と私の心が折れてるときもありました。

 

感情的に怒ってしまった時などは、読み返すとヒントが書いてあったりもします。

双子が4歳7ヶ月になった今、何も知らないよりはこの本を読んでいてよかったなと思うことも多々あります。

こちらも時々読み返すのにおすすめです。