双子ちゃん、2歳7ヶ月になりました。
体重は二人とも12.6kg。上手に体重計に乗れるようになりました。
今年、双子は珍しく風邪をひきました。
原因は、前日の長風呂とドライヤーが嫌いなせい。おそらく、もらった感じではなさそうです。お風呂はドアを開けたまま1時間くらい入ってましたかね…。髪の毛も乾かさせてもらえず。
子によって少しずつ症状に違いもあり、今後のためにも看病記録を残したいと思います。
目次
今回の風邪の特徴
- 熱だけが4日間
- 3日間は鼻水、咳、などの症状は無し
- 熱が下がったら今度は鼻水とたんの絡む咳
熱が出てすぐに小児科へ。夫は一週間海外出張中。母が数日泊まりにきてくれていたので、通院の際助かりました。
先生曰く、「今年は熱だけの風邪が流行っています。2,3日で下がるようです。熱だけなら薬はなくてもいいけど、水分取れなかったり苦しくて寝れなさそうなときは解熱剤で」と。
流行りの手足口病ではなかったようで少しだけほっとする。
看病に必須だったもの
とにかく水分補給が大事。飽きて飲まなくならないように薬局で数種類買いだめ。こういうときは絶対にゼリータイプがおすすめ。寝ながら飲める。
何はともあれOS-1ゼリー。お子さんが2人以上いるなら6個はあると安心です。余っても次使えますし(嬉しくないけど、急にぐったりした時あると安心)
ポカリゼリーも常備。
今回新たに追加して好評だったのは、森永から出ているレモンと乳酸菌の水分補給ゼリー。6個買いました。お出かけにも持っていけます。
あとはいくつあっても足りない保冷剤。
我が家は同僚から「うちの奥さんが、お下がりだけどとにかくすごい活躍したから是非」といただいた「クール戦隊サゲレンジャー」があります。
本当にめちゃくちゃ活躍しているのですが、もう一つ買おうと思ったら廃盤。似たようなのもなかなかなく…。首の後ろ、脇の下、そけい部が冷やせて本人も気持ちよさそう。
ルルの発熱時の症状と看病
4日間の熱の推移
1日目朝38.0度→夜40度
2日目朝38.9度→夜38.1度
3日目朝39.3度→夜39.5度(ロロにうつる)
4日目朝37.6度→夜36.3度
気になった症状
・熱が40度近くなると、目を指差して「めめ!」と訴え、お腹も押さえる。
→先生曰く「このくらいの子が熱を出してめめと言うのは頭痛のことでしょう。」と。
・おむつを交換していたら、ビクン!!とカラダ全体が大きく一度波打つ。そして自分でもびっくりして大泣き。
→先生曰く「熱が39度くらいになると敏感になっていて、ちょっとしたことでもビクンとなるんです。」
初めてのことだったので、焦って即座に冷蔵庫に行き、座薬タイプの解熱剤をお尻から入れてしまいました。二人目のときは落ち着いて様子見できました。
・熱が下がった次の日からたんの絡んだ咳が始まる
そして、めっちゃ不機嫌に…高熱でぐったりの二人目の看病をしたいのに困りました。
結局、病院にはほぼ毎日行きました。
発熱3日目で相方にうつる
4日間の熱の推移
1日目夜39.9度
2日目朝39.9度→夜40.8度
3日目朝37.5度→夜38.0度
4日目朝39.0度→夜37.5度 (アデノウイルスの検査)
5日目朝39.6度
#8000に電話して指示を仰ぐ
・同じようにいきなり40度近い高熱。
19時ごろ、熱をはかったら39.2でした。寝しなにロロに水分補給させたら、一気飲み。(これが間違いだった) 23時少し前、39.9。
・頭痛を訴え、嘔吐。
「めめ!」と頭痛を訴えたので、解熱剤を入れることに。頭痛持ちなのでそのつらさはわかるんだよね。お尻をむきだしにして、座薬を入れようとした、突然の嘔吐。
たしか、こういう時は仰向けは吐いたものが気道に詰まるから顔を横に向ける、という記憶を頼りに、吐く子の顔を無理やり横に。めっちゃ叫び泣いて上を向くが「横向いて!」と叫んで手で強制的に顔を横に。座薬は見失うし、オムツ外れててお尻丸出し。子どもはパニック。
焦りつつも、一通り吐かせてから、すぐに見つけた座薬を入れて、身体をゆっくり起こして、こども救急相談の#8000に電話。スピーカーで会話しました。
夜間救急に行くか…?双子連れて?タクシーがいいだろうな。でも向こうで横になれるわけでもないし、二人泣き叫ぶだろうし、帰るのも一苦労だな…と悩む。
#8000の看護師さんに、まず救急車で行くほどではないか状況を確認。けいれん、何度も吐く、意識朦朧してたら救急車を呼んでくださいね、とのこと。幸いそれには当てはまらず。
双子連れて夜間救急は厳しいが、家でできる看病はどんなことか聞く。
「吐いて身体や髪についたものをシャワーで流してあげてください。ニオイでまた吐く子もいるので。座薬は3.4時間ききます。あとは数分おきに、一口ずつ水分補給してください。」と。
一緒にシャワーを浴びて、ゆっくりと髪の毛を乾かす。抱っこしてソレイアードの授乳まくらにロロを置いて待っててもらい、ベッドをきれいにした。
いまだに現役の買ってよかった授乳まくら - 人生で最も予想外だった双子妊娠と多胎育児
しかし、吐いた記憶が強いのか、不安なのか、ベッドに戻ることを断固拒否。
授乳まくらで寝ると(口では言わないけど)態度で示すので仕方なく認める。座薬入れたからあと2時間くらいはもつかな…と、私も仮眠をとることにした。
こんなに騒いでいるのに、ルルは横で爆睡。病み上がりで身体が睡眠を求めているんだな、と二人起こして夜間救急に行かなくてよかったのかもと思いました。
ぴったり2時間後、「ママ」と、か細い声で起きる。授乳まくらから冷たい床を求めて、下半身だけ床でうつ伏せになっていた。
おむつ交換を要求。「おむつ替える?ベッドで替えようか」と促すとうなづいた。この時点では、なにより反応があったことが嬉しかったです。意識朦朧ではないってことだから。
ここから水分補給寝ずの番。
OS-1ゼリーは一口飲んだら無理やり引き抜く。
水も一口。ゼリーと水を一口ずつが1セット。
「一気飲みすると吐くからね」と言い聞かせていたら、自ら一口飲んだら口を開けるように。
翌朝、小児科に一人で双子を連れて行く。抱っこマンのルルは我慢し、珍しくぐったりしているロロに抱っこを譲る。
ロロを抱っこして先生の話を聞いている間、ルルが私のカバンからハンカチを取り出して、口や額の汗をぬぐって、またカバンに戻しました。その仕草がかわいくてかわいくて、そんなことできるんだ…とちょっと感動しました。
二人の症状は、先生に聞いていたことばかりなので、予備知識があってよかったです。「解熱剤を足しておきます。3日下がらなかったら来て。検査しましょう。」と言ってもらえました。
検査は血液検査ではなく、口の中をこする形でできるらしく、4日目に熱がまだあったので検査に行ったところ、アデノウイルスは陰性でした。
なんらかの夏風邪だね、と。
・同じく熱が下がってから、痰が絡む咳が始まる
それから数日で、薬を飲んで良くなりました。
粉薬の飲ませ方
少し甘い粉薬でした。
ヨーグルトに混ぜたり、牛乳に入れてみたり、野菜ジュースに入れたり、少しの水で練って口の中に入れたり…どれも号泣。
そうだ…そのまま舐めさせてみよう!
子どもの頃、私はミロをあえて粉のまま指につけて舐めるのが好きでした。ダメと言われると余計に…。
なので、袋を開封して、目の前のお皿に入れるところから手伝ってもらい、「指をつけてなめてごらん?」とあえてお行儀の悪いことをすすめたのです。
ルルはひたすら、人差し指で。
ロロは両手の4本指につけて、綺麗になめてくれました。やったー。
そんなわけで、なんとか二人の初めての夏風邪を乗り切ったのでした。
現在は、あえて逃げられないよう洗面台に座らせて、髪の毛をしっかり乾かしています。