双子ちゃんは6歳6ヶ月。
どうやら1日の記憶が飛んでいました。
全身麻酔は手術室で「終わったよ!!」と声をかけられて、次気づいたら元のベッドに帰宅していました。
2日目
朝:手術当日
朝7時までにOS-1を飲み切り、8:30に着圧の靴下(病院から渡されたのは白だった)をはいて、8:45に歩いて手術室へ。
ご家族のかたは?と聞かれましたが「いません」と私。双子は学校だし。夫が見送りに行ってるし、あと正直に風邪っぽいって主治医に相談したら「電話がつながればいいです」って暗に断られまして。
酸素や心電図測って点滴を入れて、いよいよ麻酔。手術室でつけられた麻酔は手の甲でした。なかなか血管が見つからなかった模様。こんなに透けて見えるのにねって双子ちゃんは言うけれど。
クラクラっときて、目を限界まで開けてましたが無理でした。そこからは記憶なし。
昼:手術終了
たしか目が覚めるまでを入れて全部で3時間くらいと言われていました。
夜:脚ポンプ
術後って寝たいじゃないですか。でもちょいちょい話しかけられます。15分に1回とか。こっちは寝て回復したいんですけど、痛み止めとか吐き気止めとか意識の確認とか医療者側の都合もあるんでしょうね。なかなか眠らせてもらえず…
術後は脚にポンプをつけてくれたり、痛み止めの点滴(麻薬)や吐き気止めの点滴を入れたりと、朝まで誰かしらが入れ替わり立ち替わり見に来ました。
3日目
夜から朝:検査と足踏み
夜間は「10段階で痛みはどのくらい?」「ゼロです」と、相当麻酔が効いていましたが朝になると8とかで。
暗闇の中、5時くらいに血液検査があったのですが、ひじと手の甲で失敗されて「ごめん!選手交代する!」と言って消えました。無念。
昼:寝るか吐くか
新人シールを貼った看護師さんと大人しめの先輩看護師が来たのですが、一番辛い時で…訪れる嘔吐と腹圧で縫い目が盛り上がる痛みと恐怖。この看護師さんたちの前で3回吐いて「今日は尿管取るのやめましょう」と言われました。吐くと胸はスッキリするけど腹部は激痛という複雑な状況。
昼ごはんは蓋は開けましたが何も食べられませんでした。
夜:頑張って歩く
本当は朝から歩くはずでしたが、夕飯時は歩けそうな気がしました。ちなみに夕飯には数口、おかゆの上を吸いました。写真を撮る余力はゼロ。産後は帝王切開でも全部食べられたんだけどな…出産のアドレナリンだろうな。
痛み止めの点滴は麻薬なので、吐き気の副作用があるらしく。夜から痛み止めがロキソニンに切り替わることで吐き気が止まってやっと立ち上がれるようになりました。
おちゃめな主治医
主治医の先生が定期回診に来てくれました。
「ごめん、手術が多くて遅くなっちゃった」とまるで待ち合わせに遅れた理由のように言って定期回診から2時間ほど遅くに現れた主治医。
自らドレーンの管が詰まらないようにチューブをギューーッときれいにしてくれます。看護師さんはしないので、先生が来た時だけですね。このドレーンの血の量が退院の目安になると言っていたので。「どんどんよくなるからね」と励まして笑いかけてくれました。