私の周りだけかも・・・しれませんが、最近のママたちは惜しげもなく子どもにハートや投げキッスをする素敵な方々を見かけます。なのですでにうちはしているよ!という方もいらっしゃるかもしれません。
私の父方は、祖父母も含めハグ文化のある人でした。
母は全くハグ文化がありませんでしたが、夫は海外留学していた影響なのか、単体でハグ文化のある人でした。(義家族はハグ文化なし)
インフルエンザや感染症の時を除いて、我が家ではハグ文化を取り入れています。
ハグのタイミングは3回
- 「いってらっしゃい」のハグ
- 「おかえり」のハグ
- 「おやすみ」のハグ
朝は無事に帰ってきてほしいという願いを込めたハグ。
無事に帰ってきてくれて良かったという気持ちのハグ。
夜は大好きだよの気持ちを込めたハグです。
他にもいつだって何回だってしていいんですけどね。
なぜハグ文化をすすめるの?
触れ合うとお互いに癒される効果があります。
免疫力があがります。知らんけど。
相手のことを大事に思う気持ちが生まれます。
そして長生きできる気がします。
コロナのちょうど一年前。母は癌の手術後に我が家でしばらく養生していました。すでにハグ文化が浸透している双子は、毎日おやすみのハグをしにばあばの部屋を訪ねました。母はすごく幸せそうな笑顔で「長生きできそう」と毎晩嬉しそうでした。しかも双子はちょくちょくおかわりハグをしにいきました。
その姿を見ながらちょっとは親孝行できたかなと感じたりしました。
子どもが小さいなら今がチャンス
家族は大きくなってからだとなかなか恥ずかしいですよね。わかります。なので、子どもが小さいのならば、今がチャンスだと思います。
子どもが大きければハイタッチでも
すでにうちは大きいよ、という人はハイタッチや握手でもいいかもです。
本当にちょっとしたコミュニケーションが子どもや自分にパワーを与えてくれるように思います。
例えば、テストの前日や当日に握手や手をタッチして「うまく行きますように。お父さん(お母さん)の頭脳をちょっと分けてあげるね」と冗談のような本気のような願をかけてあげるとか。
運動会や部活の大会前にもいいですね。それで結果を残したら、願掛けが効いた!なんてなったりするかもですし。
なんでもいいと思うのですが、触れ合うということが大事な気がしています。
大人になるとハグ文化の浸透は難しい?
正直難しいと思います。
私と母は仲良しですが、ハグしませんから。
でも自分が母を連れて人ごみに出かけるときは、母の手をつないだり、私の腕をつかんでね、と組んだりすることはありました。その根底には母を守りたいという気持ちがあったからだと思います。
タッチはしますね。バイバイのハイタッチ。
いずれ介護が必要になれば、その手を引いてあげるのだろうと思います。
思春期や反抗期を乗り越えられるように
今は小さいのでいつでもハグさせてくれますが、思春期や反抗期になったら、思ったことも今よりさらに言わなくなったりすると思うんですよね。
情緒不安定な時期ですから。親と口喧嘩もヒートアップしがち。互いに傷つけるようなことも言いがち。私は生まれてこなければよかったんだ、とかこの家を出て行きたい、なんて思うのもそういう時期ですよね。
朝はなるべく喧嘩したくありませんがもししてしまって、モヤモヤして不注意でどちらかが事故にあってもう2度と会えなくなったら?最後の記憶が喧嘩?そうなりたくないから、できるだけハグをしよう、と夫と私は約束しています。
思春期や反抗期になっても、いってらっしゃいのバイバイのタッチや、おやすみのハグはしようね、と前もって子どもお話しておこうと思っています。さて・・・できるかな。
できると思えば(または習慣にすれば)できるし、できないと思えばできないもの。
ほっと安心し、相手と自分の温かみを感じられるハグ文化、ぜひ一つでも多くの家族に浸透していきますように。