お風呂に入らないこと6日目…顔もお湯でなんとかパシャパシャ程度しかできなくて看護師さんに「ニキビできました」(もうニキビとは言わない)と嘆いたら、身体を拭く使い捨てのホットタオルをくれて、「これとお湯で顔を洗ってみたらいいかも」と。久々に顔をメイク落としで洗って、美容液までお手入れできました。
今日はベッドが海側に移りました!昨夜蚊の羽音がしたのでレンタルパジャマを羽織からズボンに変更しました。幸いそこから羽音はしてませんが、スプレーのベープマットで準備万全です。
朝:回診前の回診にきた主治医
今日から普通のご飯。
朝ごはんが届いた頃に主治医がやってきまして。ドレーンのチューブをグーンと拭いて血の塊がないかチェックしたあとに様子を見て「痛み止めがお昼でなくなるから出しておくね」と。あと「お腹のテープ剥がそう」と。そっと剥がしてくれました。不思議と大した変化はなかったものの、ご飯食べてたらまた主治医登場。「痛み止め、処方しておいたから!」報連相しっかりさんな主治医。忙しい人ほど仕事できるんですよね。私は3分くらいで傷口がメリメリ痛くなってご飯終了して痛み止め。
新人看護師さんにドレーンの扱いを教えていたベテラン看護師さんに「先生一日2回来てアルコール(禁止の)コットンでドレーン拭いていくんです」と言ったらウンウンと頷いて「アキラ先生はよく見てくれるからね」と。※ドクターXに出てくる優しい穏やかなときのアキラさん。実名ではない。
回診のお時間でーす(棒読み)
この日は私だけじゃなく、周りも朝食時間つまり回診の前にそれぞれの主治医が個別に先回りで見にきていて。なので、この「回診のお時間でーす!(ベテラン看護師)」はただのルーティーン。今日は4人。ドクターXでいうところのリーダーのカジ先生風とそれについてきた10歳くらい若いハラ先生風。カーテン開ける役のおじーちゃん先生はおらず、若い看護師にあけさせてましたね。
相関図&キャスト|木曜ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』|テレビ朝日
イビキのうるさい隣人は主治医でもないカジ先生に「もう2日目だっけ?剥がそうか」とお腹のテープを有無も言わさず回診集団の見る前でバリバリ剥がされてました。え?朝主治医来てたよね…?怖…そっか、危うく私、数日前に先日の学生たちの前でカジ先生にこれされるところだったんですね。「剥がさないでください」って誰も剥がせないようお腹に書いてくれてありがとう(涙)
私は回診のカジ先生に「うん!傷口きれい!」って言われて終わりました。アキラさんの患者には手を出せないってわかったようで。
昼:リゾートに移動したのかな?
突然入院生活の質が爆上がり…
同じ部屋の中での移動なのですが、私は通路側(術後すぐの人が入る場所)から海側へ。
海のそばに住んでいても海が見える部屋ではないので眺めているだけで痛みも病院にいることも忘れます。産後は最上階でしたが、修繕工事で外見えなかったので6年ごしに叶いました。ここはリゾートかな?
これは、ナニでご飯食べるんや…と思いましたが結構塩分高めでご飯しっかり進みました。
家族とテレビ電話
入院してからほぼ一週間、久しぶりに面会スペースでテレビ電話しました。双子とパパの3人が一気に話しかけてくるので全部に返します。たくさん喋ってくれました。海沿いの病院の横を通る時、私の名前を叫んでいるそうです。
夕方の回診と主治医
今日は回診に主治医がいました。ドレーンのチューブをぐーんってやったら、見たことないくらいぺったんこに。「ドレーンの液が黄色くなってきたから土日様子見て、よかったら(抜いて)退院だね。だんだんベッドの上で暇になってくると思うよ」と。いえいえそんなことはございません。
夜:海を眺めながら夕飯
しかもすき焼き風。ご飯にかけて食べました。窓の外を見ながらモグモグモグ。座っていても傷口が痛いのであんまりゆっくりできないのがしんどいですかね。周りと比べちゃいけないと思いつつも、サクサク歩いてる周りとお腹を押さえないと痛い自分をつい比べて不安になってましたが、日に日によくなっていくからと看護師さんに励まされていました。
全身麻酔と言えば喉の痛み
これに触れるのを忘れていました。全身麻酔をした部屋の方々は、なんとなく喉の違和感やゴホゴホを2,3日訴えています。喉の奥までチューブを入れますからね。
私も時々いがらっぽくなるのですが、ドクターXの内田有紀ちゃんみたいなクールだけど優しい麻酔科の先生に双子育児のストレスで布団針刺された激痛があることをこんこんと伝えたら「柔らかくて細い管にしましょうね」と言ってくださり、術後も全然痛くなくて…どんだけよくしてもらえたのかと感動しました。小さな咳でもお腹の傷がすんごい痛いので…
戻ったらまた何度言ってもやらない日々に喉が痛くなるのかな?