産後はぎゅっと締めた腹帯。開腹手術も締めたほうがいいんですか?と看護師さんに聞いたら「締めちゃだめ、締めちゃだめ。ふわっとね。」と言うので、代わりにインナーかぶせてもいいですか?と聞くと「腹帯の繊維には縫った傷口が両側に引っ張られないようにしてくれる役割があるからね」と。
朝:病院の魚は骨がない
昨夜は痛みで眠れぬ夜を過ごしつつ、3時間ほど寝れました。6時に起きて白湯を飲み、しばらく立ってゆらゆらしてるとお通じのサイン。
白米はほとんど残して完食。病院で出るお魚はどれも美味しいです。しかも全部丁寧に骨抜きされています。今日はロビーのテーブルでいただきました。部屋だとテーブルが微妙に高くて疲れちゃうんですが、ロビーのテーブルと椅子は程よい高さなのです。
朝から2回も気にかけてくれる主治医
食べてたら主治医登場。今日も手術があるらしい。二言三言交わしました。食べ終わって歯を磨いて部屋で寝ていたら、再び主治医登場。ドレーンのチューブをギューしながら「10ccくらいになれば抜けるんだけどね。昨日20ccだったし今日一日様子見ようか。今週中には退院できるからね」と優しいアキラさん。ドレーンは明日には抜けそうな予感(今回こそは) そろそろシャワー浴びたいかな。
回診のお時間でーす(放送)
主治医は手術でいない。ベテラン勢4,5人。何もしないけどとろサーモンみたいな先生が窓に寄りかかってペコってしてきたのでぺこってしました。あまり見ない顔ながらも主治医より年長の今日の回診メインのジェントル先生が私のお腹を見ながら
「もういつ抜くかってだけだよね。アキラ先生何か言ってた?」
私「今日一日は様子見ようかって仰ってました」
先生「そっか。ところでこの腹帯、もう腹帯の役割をしてなさそうだからはずしてもよさそう、アキラ先生に聞いてみてね」といいつつも、ちゃんと腹帯をセットしてくれてお腹をしまう。回診終わり。お腹出しっぱなしで出ていくカジ先生風とは大違いだな。
冒頭に腹帯の役割を書いたばかりだが、腹帯とは…一応ドレーン抜けるまで巻いとこか。
アキラ先生の患者には手を出さない、のは広く知れ渡ってるんだなぁと思う反面、抜くと決まれば私も回診の先生にドレーン抜かれるんだろうかという不安がよぎる。なぜなら回診は看護師さんが色々処置できるグッズを揃えたカートを持ってきているので、抜いたドレーンを渡すとか、傷口にガーゼ貼るとかあるし。
それはもう仕方ないよなぁ…と覚悟を決める私なのでした。
身体を拭いて着替える
シャワー浴びれないので、せめて身体を拭いてお着替え。顔も拭いて化粧水。そろそろまた髪がツヤって白髪がテカってきました。
目の前の人のリハビリに便乗する
前のベッドのお姉さんが部屋でリハビリしてたので、カーテン一枚隔てたこちらでも便乗。下界と病棟では時間の流れが違う。午前中は長いぜ…
昼:春巻きが美味しかった…
白米は半分残しました。春巻き大好きなんです!パリッパリで美味しかったー。永遠に食べられるわー。
家族と面会:テレビ電話
ロビーで家族と面会してる方に混ざってテレビ電話で面会。お互い、会えずに寂しいとかはあんまりないですね。家から10分足らずの距離だからでしょうかね。それともドライなだけ?
夕方の回診でーす
主治医は手術。初めての女医さんがお腹を診てくれました。「傷口綺麗、ドレーンの浸み出しなし」と言って、しまうときに後ろから「前のめりつらいでしょ、やるよ」と(きっと何らかの理由があり)気遣う優しいベテラン医師登場して、私の腹帯をきれいに巻いてくれました。その人が「いつ抜くって言ってた?アキラ先生慎重だから催促していいよ(笑)」と、このひとアキラさんと仲良さそう。アキラさんの扱いに慣れてそうな人発見しました。
夜:夜特有の痛みが始まる
今日のお夕飯も美味しかった。白米は半分くらい残しました。お腹が痛くなって、あこれはガスとアレだなと気づいて、歩き回ってどっちも出してスッキリしてきました。
食後は30分ほど読書をしていたら夜特有の全体の痛みが始まりまったのですぐロキソニン。
昨日はここで我慢して3時間しか眠れなかったんですよね。まぁいい夢見たけど(2日続けてフレンチ食べた夢)
主治医来てくれました
毎日手術して、看る患者も増えているはずなのに術後から1日2回来てくれています。私より後に手術して先に退院した患者もいるのでは…。ドレーン今日は抜かれませんでした。アキラ先生曰く「明日の朝の量を見て決めましょう」と。どこまでも慎重なのね。でも私はその必要があるってことよね。
明日の朝、量を測ったら抜かれるかな。