O型母の双子妊娠と育児

O型母の双子妊娠と育児

家族全員O型です。双子妊娠中の記録もあります。

ママの手とパパの存在

双子ちゃん6歳7ヶ月。

次女が熱を出した。一度寝たものの、起きて私の名前を叫んでいる。

 

こないだは鼻を噛むミッションをクリアしてその後は夫に託したが、さすがに熱の子は見に行った。寝てた場合、泣いてすぐに行ったほうがまたすぐ寝るので、早めの火消しが大事。

 

夫は次女の泣き声に駆けつけてそばに座ってくれてはいた。ただし、そばにいただけで次女は夫をチラ見しては号泣の謎拒否。

 

私がおでこと耳の間の血管のあたりに手のひらをおくと、泣くのをやめてスッと目を閉じた。

 

時々目を開けては私がいることを確認する。

 

不思議なんだけど、ママの手って魔法の手なんだよな。なんなんだろうね。

私なら夫にそうされたら同じように安心して眠りにつくと思うのだけど、なぜか子どもはママママ。

 

寒がってる時は、まだ熱が上がるとき。

暑がって、手足も熱くなり汗をかいていたら熱は上がりきってるから布団から足を出したり起きたら着替えさせてあげてね、と夫に伝えると「へー、そうなの?」と冷たい声で言われた。

 

このとき私の中で2つの気持ちが生まれた。

1つは、やるせない気持ち。

母親だって始めは何も知らない。でも子どもが熱を出したら必死で調べる。ググったり、時には近場の夜間救急に電話相談したり、#8000にも相談したり、鼻が詰まればツボを調べて押したり。子どもの気になる症状は常に検索してしまう。そうやって6年間過ごしてきた。

助けを求めたらママがなんとかしようとしてくれるその積み重ねが、ママの手に安心を感じるのかなと。あとは本能もあるだろうけど。

 

2つめは、夫を労う気持ち。

冷たい声になったのは、まず私の入院中に疲れがピークに達していてあまり考えられないのかな、と。もしくは自分が拒否されて悲しい気持ちもあったのかな。答えはパパにしかわからないけれど。少なくとも私が怪我をしたりすると、夫は私の保護者のように献身的に支えてくれる人だから頼りになる存在なことを感謝している。

 

私が退院してすぐのとき、長女が吐いたらしく私を起こさずに布団カバーを洗ったり添い寝したりして乗り越えたらしい。私の体調を第一優先に考えてくれたことや、そこで自分で乗り越えた夫をすごいと思った。大変だろうけどそういうことなんだよね。子どもが弱ってる時に正しい対処法を調べて、支えになってあげることを積み重ねていけば、鼻が詰まっても熱が出ても泣いても「パパがいれば安心」になるのかなと思う。

 

今も朝グダグダな双子を起こしてご飯を作って食べさせて学校まで送り届けるところまで毎朝頑張ってくれている。その大変さは私もよくわかっている。朝が来るのが憂鬱なほどだ。

 

夫には楽しい時だけじゃなく、弱ってる時も子どもが心の拠り所にしてくれるパパでいてほしいし、そうなりつつあると信じてる。